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Microsoft SharePoint Serverのバックアップ/リカバリ

瞬時のリカバリでほぼ無停止のデータ保護を実現

Rapid Recoveryの仕組み

Quest Rapid Recoveryは、ブロックレベルのスナップショット・バックアップ・テクノロジーを使用してMicrosoft SharePoint環境を保護します。 スナップショットを最短5分間隔で作成できるため、データロスのリスク削減に役立ちます。

Rapid Recoveryは、復元する対象が、特定のオブジェクト、サーバ全体、さらにはサーバファーム全体であったとしても、SharePointのリカバリを迅速に行います。

SharePointファームには複数のサーバおよびデータベースが含まれており、SharePointのフロントエンドWebサーバが通常Rapid Recoveryコア上で保護されているマシンであることから、SharePointファーム全体をリカバリする場合は、一般的にリカバリポイントから行われます。

DocRetrieverのご紹介

単一のSharePointオブジェクトを迅速に復元するため、Rapid Recovery DocRetriever for SharePointの機能では、Microsoft SharePointオブジェクトをサイト・コレクション・レベルからコンポーネントレベルへ掘り下げてリカバリ/復元することができます。

また、SharePointのファーム、サイト、およびサイト階層内のすべてのドキュメントとオブジェクトを、Rapid Recoveryのリカバリポイントから直接(権限を変更せずに)参照できます。

さらに、SharePointコンテンツデータベース、SharePointファーム、ネイティブのMicrosoft SQL Serverバックアップ、ネイティブのSharePointバックアップ、またはネイティブのSharePoint差分バックアップを含む、他のリカバリソースを使用することもできます。

DocRetrieverの仕組み

SharePointデータを復元する際には、権限とメタデータはすべて維持されます。 また、DocRetrieverではすべての操作を監査してログに記録するため、追加されたオブジェクトや変更されたオブジェクトを簡単に識別できます。 さらに、サポート対象のSharePoint APIによって、すべての復元操作を実行できるため、コンプライアンスを維持できます。

DocRetrieverを使用してSharePointデータを復元するオプションは多数あります。

所定の場所に復元
各アイテムは、SharePoint Serverの本番稼働環境内のそれぞれ本来の場所に復元できます。
他の場所に復元
使用中のSharePoint Server内のどの場所にもオブジェクトを復元できます。
システムに復元
本番稼働データベース全体を再構築せずに、またはSharePointリカバリファームを使用せずに、アイテムを復元できます。 また、オブジェクトをファイルシステムにも復元できます。

まとめ

SharePoint Server全体またはファーム全体を復元する必要性にかられていますか。 または、意図せず削除されてしまった単一ドキュメントの復元が必要かもしれません。 クレームまたは訴訟に関する法的な要請に対して、特定の従業員が使用した多数のドキュメントの復元が必要かもしれません。 または、データロスが発生し、最後のバックアップ以降の注文情報または取引情報を復元する必要があるかもしれません。

このようにリカバリを必要とするデータの範囲に限らず、高性能ツールであるRapid RecoveryとDocRetrieverはシステムおよびデータを迅速かつ簡単にリカバリし、企業をサポートします。

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きめ細かいリカバリポイントでリカバリを即座に達成し、システム停止時間とデータロスのリスクを軽減します。